クローガーnews|’21年度通期1378億ドルの13.5%増/CFCの開発に注力

米国スーパーマーケット1位のクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)が1月29日に終了した、2021年度(2022年1月期)の第4四半期および通期決算を発表した。

第4四半期の売上高は330億4800万ドル(1ドル100円換算で3兆3048億円)で前年同月比7.5%増加した。営業利益は9億6500万ドル(965億円、前年同期は1億5800万ドルの営業損失)、純利益は5億6600万ドル(566億円、前年同期は7700万ドルの純損失)だった。既存店売上高はガソリン販売を除いて4.0%増、2019年度比では14.6%増加した。またデジタル販売は2019年度比で105%増加した。

通年では、売上高が1378億8800万ドル(13兆7888億円)で13.5%の2桁増となった。営業利益は34億7700万ドル(3477億円)で12.5%増加したが、純利益は16億5500万ドル(1655億円)で64.0%減少した。ガソリン販売を除く既存店売上高は0.2%増、2019年度比では14.3%増加。そしてデジタル販売は2019年度比で113%伸びた。

同社はECへの対応強化のため、カスタマー・フルフィルメントセンター(CFC)を複数開発している。本社のあるオハイオ州には、同州モンローCFCに続き、2カ所目となる27万平方フィート(約7588坪)の大型CFCをクリーブランドに建設中で、今後24カ月以内の稼働開始を予定している。また配達拠点となるスポーク施設を、テキサス州オースティンとサンアントニオ、アラバマ州バーミンガムにも建設すると発表している。

関連カテゴリー

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧