コストコnews|2Q営業収益519億ドル16%増/好調業績続くも会費値上げか

会員制倉庫型店舗のコストコホールセール(ワシントン州イサクア市、クレイグ・ジェリネックCEO)は2月13日で終了した2022年8月期の第2四半期決算を発表した。

第2四半期の売上高は509億3700万ドル(1ドル100円換算で5兆0937億円)で16.1%増、会員費収入が9億6700万ドル(967億円)で0.1%増、それらを合計した営業収益は、519億0400万ドル(5億1904億円)で15.9%増となった。営業利益は18億1200万ドル(1812億円)で35.3%の増加、純利益は12億9900万ドル(1299億円)で36.6%増の大幅伸長。2020年8月期の第4四半期以降、7四半期連続の増収増益だ。

既存店売上高は14.4%増加した。エリア別では米国内が15.8%増、カナダ16.0%増、そしてその他の海外店舗で6.2%増加した。eコマース売上高は12.5%の増加。

また、上半期では売上高は1003億5400万ドル(10兆0354億円)で16.4%増、会員費収入が19億1300万ドル(1913億円)で9.8%増、そして営業収益が1022億6700万ドル(10億2267億円)で16.2%増となった。営業利益は35億0500万ドル(3505億円)で26.5%増、純利益は26億2300万ドル(2623億円)で23.9%増。

既存店売上高は全体が14.7%増、米国内15.4%増、カナダ16.6%増、その他海外9.5%増。eコマース売上高は13.3%の増加した。

上半期の期末時点で同社は、世界12カ国に828の倉庫店を展開し、1億1480万人もの会員数を保有する。

好調な結果に終わった上半期だが、インフレなどの影響で経費も増えていることから、同社は会員費の値上げの可能性を示唆している。なお同社はこれまで5年おきに会員費を値上げしており、前回の値上げは2017年に実施された。

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