ノードストロームnews|21年年商148億ドル38.2%増/売上げの42%はEC
米国の百貨店2位のノードストローム(ワシントン州シアトル、エリック・ノードストロームCEO)の2022年1月期第4四半期は、売上高43億8200万ドル(1ドル100円換算で4382億円)で前年同期比23.4%増、クレジット・カード収入などを含めた総収入は44億8600万ドル(4486億円)で23.1%増だった。純利益は2億ドル(200億円)で506.1%増の大幅増益となった。
第4四半期のデジタル部門売上高は前年同期比で1%減少、2019年同期比では23%増加した。デジタル販売は売上げ全体の44%を占めている。
通年では売上高144億0200万ドル(1兆4402億円)で前年同期比39.1%増、クレジット・カード収入などを含めた総収入は147億8900万ドル(1兆4789億円)で38.2%増加した。純利益は1億7800万ドル(178億円)で、前年の6億9000万ドルの純損失から黒字化した。
業態別では百貨店業態「ノードストローム」の売上高が96億4000万ドルで37.8%増、オフプライスのラック業態「ノードストロームラック」が47億6200万ドルで41.7%増加した。売上構成比としては、66.9%が百貨店、33.1%がラック業態となっている。また、売上げの42%はデジタル販売によるものである。