ウォルマートnews|22年末までにドローン配送を最大400万世帯に拡大

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、全米でドローンによる配送サービスを提供する「ドローンアップ」社とパートナーシップを組み、今年末までアリゾナ、アーカンソー、フロリダ、テキサス、ユタ、バージニアの6州に住む最大400万世帯を対象に、注文商品のドローン配送を提供すると発表した。34カ所の配送拠点から、年間100万個のドローン配達が可能となる。

ドローンアップは「ハブ」と呼ばれるドローン空港から、週7日8:00~20:00の時間帯に最短30分で配達を行っている。ウォルマートの顧客は、該当の商品注文時に「エア配達」を選択すると、配達料3.99ドルで購入商品がドローンによって届けられる。ただし、商品の最大重量は10ポンド(約4.5キロ)までとなる。

ウォルマートは昨年、ドローンアップと提携するにあたり、出資もしている。ドローンアップのサイトによると、すでに30カ所ほどのハブを全米に保有しており、配達商品は日用雑貨、食品、飲料、衣料品など。事業の一環としてマーケティングやプロモーションのドローン飛行も行っている。

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