アマゾンnews|ドローンによる配達をテキサス州にも拡大

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)は先月、カリフォルニア州ロックフォードでドローンによる配達を始めたが、7月15日、テキサス州カレッジ・ステーションでもドローン配達を始めると発表した。

テキサス州カレッジ・ステーションは、ヒューストンとオースティンのなかほどからやや北に位置する小都市で、テキサスA&M大学のメイン・キャンパスがある。国勢調査局によると、2021年7月時点の人口は12万0019人で、そのうちの75%が白人だ。年間世帯収入の中間値が4万7456ドル(1ドル100円換算で474万5600円)、住宅価格の中間値が25.7万ドル(2570万円)。

同市のカール・ムーニー市長は以下のようにコメントしている。
「アマゾンの新しい施設は、カレッジ・ステーション市にドローン配送技術開発の最前線に立つという大きな機会を提供してくれます。アマゾンとテキサスA&M大学が提携することを楽しみにしており、アマゾンが私たちのコミュニティで生産的で良心的な参加者になると確信しています」

また、テキサスA&M大学のジョン・シャープ学長も次のように述べている。
「カレッジ・ステーションで起こることは、国の他の地域、そしておそらく世界の他の国々のためにドローン配達を進めるのに役立ちます。私たちはアマゾンを私たちのコミュニティに歓迎し、できる限り支援する準備ができています」

ドローンによる配達は、安全性や生産性を考慮しなければならず、どこでもできるわけではない。アマゾンは、配達網全体のどの部分にドローンを導入するかを決めるために、さまざまな都市での適合性を分析している。これからもテスト地域は増えることが予想される。

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