アマゾンnews|第2Q営業収益1212億ドル7.2%増/国際部門失速

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)は、6月30日に終了した2022年12月期の第2四半期決算を発表した。

売上高は565億7500万ドル(1ドル100円換算で5兆6575億円)で前年同期比2.5%減、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)などのサービスを含む営業収益は1212億3400万ドル(12兆1234億円)で7.2%増加した。営業利益は33億1700万ドル(3317億円)の56.9%減、純損失は20億2800万ドル(2028億円)で、前年の純利益77億0200万ドルから赤字転落した。

 

部門別では、北米が売上高744億3000万ドルで前年同期比10.2%増、営業損失が6億2700万ドル(前年は営業利益が31億4700万ドル)。国際部門が売上高270億6500万ドルで11.9%減、営業損失が17億7100万ドル(前年は営業利益3億6200万ドル)。AWSが売上高197億3900万ドルで33.3%増、営業利益57億1500万ドルで36.3%増で唯一好調だった。

部門別売上構成比は北米が62%(前年同期60%)、国際が22%(27%)、AWSが16%(13%)と、国際部門の失速が目立つ。

アンディ・ジェシーCEOは「燃料、エネルギー、輸送コストのインフレ圧力が続いているにもかかわらず、前四半期よりコスト・コントロール面では進歩しています。フルフィルメントネットワークの生産性は特に向上しています」とコメントしている。

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