ウォルグリーンnews|第1Q売上高334億ドル1.5%減、純損失37億ドル

ドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(イリノイ州ディアフィールド、ロザリンド・ブルーワーCEO)は11月30日で終わった2023年8月期の第1四半期決算を発表した。

売上高は333億8200万ドル(1ドル130円換算で4兆3397億円)で前年同期比1.5%減少した。ただし、為替の影響を除くと1.1%の増加となる。純損失は37億2100万ドル(4837億円)で、前年同期の純利益35億8000万ドルから赤字転落した。

また1株あたりの損失は4.31ドルだった。第1四半期にはオピオイド訴訟関連の経費が65億ドル計上されており、調整後1株あたりの利益は30.8%減少して、$1.16だった。

売上げの減少は、主にCOVID-19の検査とワクチン接種数の減少や、アライアンスRX・ウォルグリーンズ(スペシャルティ薬局部門)の売上げ不振などが要因だった。逆に、サミット・ヘルスを買収したビレッジMD(店舗併設の診療施設)の売上げは3.2%増加している。また、薬剤卸のアメリソースバーゲンの株式売却で、税後30億ドルの特別利益が計上された。

2023年度通期では、売上高は1335億ドル~1375億ドル、調整後の1株あたりの利益は4.45~4.65ドルを予測している。また、USヘルスケア部門のビレッジMDは、2025年には売上達成目標145億~160億ドルに上方修正している。

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