ウォルマートnews｜ビジネス向けプログラム｢Walmart Business｣発足

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、中小企業やNPO団体などのビジネス向け（B2B）プログラムとECサイト「Walmart Business（ウォルマート・ビジネス）」を発足すると発表した。

これまで何百万もの中小企業やNPOなどが、ウォルマートの店舗やECで業務に必要な備品等を購入してきた背景を受け、同社はこういった企業を対象としたビジネス向けのソリューションとして、購入商品をより廉価で便利に提供する「ウォルマート・ビジネス」プログラムを構築した。

ウォルマート・ビジネスは10万アイテム以上の商品を提供し、ビジネス客が購入しやすいような商品カテゴリーを備える。事前調査で特に業務に必要な主要製品（事務用品、家具、飲食物、トイレタリー、電子機器など）を特定し、顧客ニーズに対応した品ぞろえをする。

またウォルマート・ビジネスは、マルチユーザーアカウントを提供することで1つの企業アカウントに最大5人のユーザーを登録できる。支払い情報や注文履歴をチーム間で共有することも可能だ。

さらに年会費98ドル（税別）の「Walmart Business+（ウォルマート・ビジネス・プラス）」メンバーシップにアップグレードすると、無料配送（最低購入額なし）、35ドル以上の購入で店舗ピックアップまたは店舗からの無料配送、250ドル以上の購入で2%のリワード（値引き）、サブスクリプション商品対象アイテム5%割り引きなどを特典を受けることができる。

ウォルマート以外にも、Amazonビジネス、ホームデポ、ロウズ、コストコ・ビジネスセンターなどでもビジネス対象のプログラムを提供している。