TJXnews|’22年売上高499億ドル2.9%増/既存店は横ばい
米国のオフプライスストア(OPS)業態1位のTJXCompanies(マサチューセッツ州フレーミングハム、アーニー・ヘルマンCEO)が、2023年1月期第4四半期と通期決算を発表した。OPSは百貨店や専門店の売れ残り商品を集め、低価格で販売する業態だ。
第4四半期売上高は145億2000万ドル(1ドル130円換算で1兆4519億円)で前年同期比4.8%増、純利益は10億3800万ドル(1349億円)で10.4%増加した。既存店売上高は4%増加した。
通期売上高は499億3600万ドル(1ドル130円換算で6兆4917億円)で前年比2.9%増、純利益は34億9800万ドル(4547億円)で6.5%増加した。既存店売上高は横ばいで終了した。
年度末店舗数は主要バナーのT.J.Maxx(ヨーロッパとオーストラリアではT.K.Maxx)は2002店、Marshallsが1289店、HomeGoodsが894店、Homesenseが275店、アウトドア用品のSierra Trading Postが78店、そしてカナダで展開するWinnersが297店の合計4835店舗となった。
アーニー・ヘルマンCEOのコメント。
「2022年もチームの卓越したパフォーマンスと実行力を誇りに思います。さまざまな小売やマクロ環境下においても、オフプライスの基本にフォーカスしたことによって、世界中の顧客にワクワクするような価値と宝探しのようなショッピング体験を毎日提供し続けることができました」