ダラーツリーnews|’22年営業収益283億ドル7.6%増・純利益21.7%増

ダラーストア2位のダラーツリー(バージニア州チェサピーク、マイケル・ウィティンスキーCEO)が2023年1月期の第4四半期および通期決算を発表した。

第4四半期の営業収益は77億2070万ドル(1ドル130円換算で1兆0037億円)で前年同期比9.0%増、営業利益は6億1810万ドル(803億円)で6.8%増、純利益は4億5220万ドル(588億円)で0.4%減。既存店売上高はダラーツリーが8.7%増、ファミリーダラーは5.8%増、全体では7.4%増だった。

通期の営業収益は283億3170万ドル(3兆6831億円)で前年比7.6%増、営業利益は22億3630万ドル(2907億円)で23.5%増、純利益は16億1540万ドル(2100億円)で21.7%増。既存店売上高はダラーツリーが9.0%増、ファミリーダラーは2.4%増、全体では5.9%増だった。

セグメント別の業績では、ダラーツリーが売上高157億0570万ドル、営業利益25億3600万ドル。ファミリーダラーが売上高129億1250万ドル、営業利益1億2750万ドル。

売上構成比はダラーツリーが54.4%(2021年52.9%、2020年52.0%)、ファミリーダラーが45.6%(同47.1%、48.0%)と年々、ダラーツリーの割合が増えている。また営業利益率で見ても、ダラーツリーの16.5%に対し、ファミリーダラーはわずか1.0%と、ファミリーダラーが足を引っ張っている。

2022年度には464店舗をオープン、120店舗を移設、205店舗を閉店した。その結果、期末店舗数は1万6340店舗となった。同社は全米48州とカナダ5州で展開している。

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