ノードストロームnews|’22年通期は増収増益/下期の減収減益を上期がカバー

米国の百貨店2位のノードストローム(ワシントン州シアトル、エリック・ノードストロームCEO)は1月28日で終わった、2023年1月期の第4四半期および通期決算を発表した。

第4四半期売上高は42億ドル(1ドル130円換算で5460億円)で前年同期比4.1%減、クレジット・カード収入などを含めた営業収益は43億1900万ドル(5615億円)で3.7%減、純利益は1億1900万ドル(155億円)で40.5%減の減収減益だった。

一方、年間の売上高は150億9200万ドル(1兆9620億円)で前年比4.8%増、営業収益は155億3000万ドル(2兆0189億円)で5.0%増加した。純利益は2億4500万ドル(319億円)で37.6%増。2022年度下半期の失速を非常に好調だった上半期がカバーしたことで、最終的には増収増益となった。

部門別売上高は、通常の「ノードストローム」が102億7900万ドルで6.6%増加、アウトレット業態の「ノードストローム・ラック」が48億1300万ドルで1.1%増加した。またデジタル販売が占める割合は38%で、前年の42%から減少した。

期末店舗数はノードストロームが108店、ノードストローム・ラックが250店、計358店舗。

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