CVSヘルスnews|第1Q営業収益853億ドル・11%増/今期から部門再編を実施

CVSヘルス(ロードアイランド州ウーンソケット、カレン・リンチCEO)は3月31日で終わった2023年12月期の第1四半期決算を発表した。

営業収益は852億7800万ドル(1ドル130円換算で11兆0861億円)で11.0%増、営業利益は34億4600万ドル(4480億円)で2.8%減、純利益は21億4200万ドル(2785億円)の9.0%減で、増収減益だった。

CVSヘルスは総合保健企業へのトランスフォーメーションのため、今期からセグメント部門を再編し、部門名称を一部変更する。
・健康保険を扱う「ヘルス・ケア・ベネフィット部門」
・調剤およびPBMの「ヘルス・サービス部門」(旧ファーマシー・サービス)
・小売薬局および長期ケア薬局の「ファーマシー&コンシューマー・ウェルネス部門」(旧小売薬局/LTC)

部門別の業績では、ヘルス・ケア・ベネフィット(健康保険)部門の総収入が258億7700万ドルで12.1%増、調整後営業利益が18億2400万ドルで0.2%減。

ヘルス・サービス(調剤)部門の収入は445億9100万ドルで12.6%増、調整後営業利益は16億8000万ドルで14.2%増加した。処方箋請求数(30日換算)は3.7%増加した。咳や風邪、インフルエンザなどが増加した一方で、コロナワクチン接種数が減少している。

ファーマシー&コンシューマー・ウェルネス部門の収入は279億2200万ドルで7.8%増、調整後営業利益は11億3400万ドルで27.9%減少した。処方箋取り扱い数(30日換算)は2.5%増加した。

小売薬局の既存店売上高は調剤が12.7%増、フロント・ストアが7.7%増、全体では11.6%増加した。ジェネリック医薬品の処方比率は89.4%にのぼる。

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