アマゾンnews|最先端ロボ導入のフルフィルメント・センターを開設

アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)は昨年11月、コネチカット州ウィンザーに、最先端ロボティクス・テクノロジーを導入したフルフィルメント・センターの稼働を開始した。5月2日に同州の副知事などを招いて式典を行い、正式に開設を発表した。

施設面積は380万平方フィート(約35万㎡)。同施設では書籍、家電、生活雑貨や玩具などの小型サイズ商品を主に出荷する。

アマゾンからは具体的にどのような「最先端」な技術がセンターに搭載されているかは明らかにされていないが、2000人を超える従業員によって運営される。同社は全米平均時給19ドル以上と他社と比較して高水準の給料システムを提供していて、健康保険、確定拠出年金(401(k))、育児休暇などの福利厚生も雇用初日から支給対象となる。また雇用から90日で、「キャリア・チョイス」と呼ばれる大学などの奨学金制度を利用できる。

アマゾンは同施設の開設を祝って、地元の高校のロボティックス・プログラムに1万ドルを寄付した。また施設稼働前にも100名以上の幹部社員が地域の非営利団体で1週間のボランティア活動を行うなど、社会貢献活動にも力を入れている。

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