クローガーnews|全米規模の雇用拡大を発表/時給引き上げで人材確保

米国スーパーマーケット1位のクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は5月9日、全米規模で求人を拡大すると発表した。小売りはもちろん、Eコマース、製造、物流チェーン、マーチャンダイジング、ロジスティクス、コーポレート、薬局、ヘルスケアなどあらゆる分野の人材を募集する。

同社は過去数年で19億ドルを人材に投資していて、平均時給は18ドルから23.50ドルに引き上げ、福利厚生も完備している。それでも人手不足の食品小売業界で優秀な人材を確保するため、賃金の引き上げを継続し、すでに確定している10億ドル規模の包括的な福利厚生の改善も実施する。

ティム・マッサ上級副社長兼CPO(Chief People Officer)は「私たちは人材のスキルや役割、野心などを重視しません。従業員一人ひとりが組織とともに成長するためのツールと道筋を提供し、アメリカを代表する雇用主となることを目指しています。アルバートソンとの合併が完了すれば、すべての従業員が成長できる場所をつくるというわれわれの取り組みはさらに加速するでしょう。アメリカ最大の労働組合組織の一つとして、合併後の会社は従業員のキャリアを伸ばすため、さらに多くの機会を提供していきます」と述べている。

 

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