ウォルマートnews|第1Q営業収益7.6%増/ECは米国で27%増
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)が4月30日で終わった2024年1月期の第1四半期を発表した。営業収益は1523億0100万ドル(1ドル130円換算で19兆7991億円)で前年同期比7.6%増加した。一方、営業利益は62億4000万ドル(8112億円)で17.3%増、純利益は16億7300万ドル(2174億円)で18.5%減となった。
部門別ではウォルマートUSの売上高が1039億ドル(13兆5070億円)で7.2%増、営業利益は11.7%増の50億ドル(6500億円)だった。
既存店売上げは7.4%増。内訳は客数2.9%、客単価4.4%の増加だった。Eコマースはピックアップ&デリバリーが好調で全体で27%の増加、既存店売上げを押し上げた。
ウォルマートインターナショナルの売上高は266億ドル(3兆4580億円)で11.8%増、営業利益は12億ドル(1560億円)で50.0%増加した。
サムズ・クラブの売上高は205億ドル(2兆6650億円)で4.6%増加、営業利益は5億ドル(650億円)の0.4%減少だった。会費収入は6.3%増加した。
四半期を振り返り、マクミロンCEOは以下のコメントを出した。
「事業全体では第1四半期は堅調だった。 特にEコマースは好調で、世界で26%増加、国内では27%の増加となった。経費節減により売上高以上の営業利益が増加した。アソシエイトの努力に感謝します。」