ウォルマートnews|2カ所目の店内MFCをアーカンソーで稼働開始

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は5月22日、本社ベントンビルから約500mほどの至近距離にあるウォルマート・スーパーセンターに、マーケット・フルフィルメントセンター(MFC:Market Fulfillment Center)を併設した。2019年末にニューハンプシャー州セイラムのウォルマート・スーパーセンターにMFCを初めて導入していて、今回で2カ所目となる。

 

店内にMFCを設置することによって効率化が図られ、オンライン注文処理数を大幅に増やすことが可能となる。施設内には四角い小型カートのロボット「アルファボット(Alphabot)」が複数台動き回り、ピッキングした注文品をピックステーションに運ぶ。

ピックステーションでは、カーブサイド・ピックアップもしくは配送するための最終仕分けをスタッフが行う。

注文処理のスピード化だけでなく、従業員にとってもメリットがある。これまで店内を動き回って注文商品を集めていた時間を顧客サービスや従業員同士のサポートなどに使う時間を増えやすことができるようになる。

同店のライアン・シンプソン店長は、「この新しいフルフィルメント・システムはゲーム・チェンジャーとなります。より早くかつ正確にオンライン注文をすることで顧客体験は向上します。さらに今後のビジネス成長のための道しるべにもなります」とコメントしている。

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