ベッド・バス&ビヨンドnews|468店舗のうち109店舗のリース権を売却
米連邦破産法11章を申請して、事実上倒産したベッド・バス&ビヨンド。
商標などの知的財産はオーバーストック・コムが2150万ドルで買収した。ただ傘下のバイバイ・ベイビーについて買い手がついていない。
また残っている店舗リース権は6月末に競売にかけられ、109店舗の権利を複数のチェーン小売業が取得した。
オフプライスストア・チェーンのバーリントンが44店舗を1200万ドルで取得した。すでにバーリントンは、6店舗の権利を153万ドルで取得している。したがって50店舗を1353万ドルで買収したことになる。バーリントンは今年度、70~80カ所の新規出店を計画している。倒産による空き店舗の活用を進めていて、これまでにサーキット・シティー、トイザらス、スポーツ・オーソリティ、リネンズ&シングス、Kマート、シアーズなどの店舗を取得している。
ほかには、クラフトショップチェーン最大手のマイケルズが9店舗を255万ドルで取得。さらにメイシーズがブルンミンデール店の候補地としてフロリダ州ウィンター・パークの店舗を120万ドル、バーンズ&ノーブルがノースカロライナ州コンコルドの店舗を12.9万ドルで取得している。
ベッド、バス&ビヨンドは468カ所の店舗をリース契約していた。そのうち109店舗が成立した。残りの店舗も今後引き続き競売にかけられる予定だ。