アルバートソンnews|第1Q営業収益241億ドルで増収減益

米国スーパーマーケットチェーン第2位のアルバートソン(アイダホ州ボイジー、ヴィヴェック・サンカランCEO)は、6月17日で終了した2024年2月期の第1四半期決算を発表した。

同社は2022年10月にクローガーとの合併が報じられており、現在もまだ米国連邦取引委員会(FTC)によって審議中で最終的な認可は得られていない。

営業収益は240億5020万ドル(1ドル130円換算で3兆1265億円)で前年同期比5.1%増、営業利益は6億2220万ドル(808億8600万円)で18.1%減少、純利益は4億1720万ドル (542億3600万円)で13.8%減と増収減益だった。

既存店売上高は4.9%増加、eコマースの売上高は22%増した。ロイヤルティ・プログラム「Albertsons for U」の会員数は16%増加して3590万となった。

第1四半期の6億2250万ドル(809億2500万円)も設備投資を行い、新店を2店舗と改装店を43店舗オープンした。またデジタルやテクノロジー面への投資も実施している。

期末店舗数は2272店舗。うち薬局併設は1726カ所、ガソリンスタンド併設は401カ所。また配送センターは22カ所、加工工場は19カ所を運営している。

同社のサンカランCEOは「食品インフレによって売上高は伸びたものの、今後のインフレの安定や金利の上昇、国の食費保護の減額などによる消費者の購入減少が向かい風となると予測されている。生産性改善策などで対処していく」と述べている。

 

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