アルディnews｜ウィン･ディキシーとハーヴィース約400店を買収

リミテッド・アソートメント型ディスカウントフードストアの米国アルディ（米国本社：イリノイ州バタヴィア、ジェイソン・ハートCEO）は8月16日、サウスイースタン・グローサーズから「Winn-Dixie（ウィン・ディキシー）」と「Harveys Supermarket（ハーヴィーズ・スーパーマーケット）」バナーの店を約400店舗の買収に合意したと発表した。

買収されるのは、アルディの店舗が少ない南東部のアラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ルイジアナ州、ミシシッピ州にある店舗。地域によって、一部の店は「アルディ」バナーに変更されるが、原則、バナー名を変えずにそのまま運営される。規制当局の承認を経て、2024年上半期の取引完了が見込まれている。なお、買収金額は明らかにされていない。

アルディは2023年内に米国全土で120店舗を開設し、店舗数を2400店舗に拡大する計画を発表している。今回の買収も南東部での拡大戦略の一環だ。

アルディUSのジェーソン・ハートCEOは、「アルディと同じようにウィン・ディキシーやハーヴィース・スーパーマーケットは、長い歴史とたくさんのロイヤル・カスタマーを持っています。わたしたちはこれからも南東部のお客さまに奉仕していきます」とコメントしている。