アルバートソンnews|第2Q営業収益183億ドル2.1%増も減益

米国スーパーマーケットチェーン第2位のアルバートソン(アイダホ州ボイジー、ヴィヴェック・サンカランCEO)が、9月9日で終了した2024年2月期の第2四半期決算を発表した。同社は現在、クローガーとの合併が報じられている。

6月18日~9月9日の業績は、営業収益が182億9070万ドル(1ドル130円換算で2兆3778億円)で前年同期比2.1%増、営業利益が4億5440万ドル(590億2000万円)で14.4%減少、純利益が2億6690万ドル (346億9700万円)で22.1%減と増収減益だった。

既存店売上高は2.9%増加、eコマースの売上高は19%増加した。ロイヤルティ・プログラム「Albertsons for U」の会員数は17%増加して3740万となった。

第2四半期は 10億8430万ドル(1409億2000万円)の設備投資を行い、新店を3店舗と改装店を80店舗オープンした。またデジタルやテクノロジー面への投資も実施している。

期末店舗数は2721店舗。うち薬局併設は1726店舗、ガソリンスタンド併設は401店舗。また配送センターは22カ所、加工工場は19カ所を運営している。

同社のサンカランCEOは「第2四半期は、カスタマー・フォー・ライフ(Customer for Life:生涯顧客)の戦略を進め、堅調な業績を達成することができた」と社員に感謝しつつ、「連邦政府や州政府の支援減少や金利の上昇など、より困難な経済環境と、それが個人消費や同社の事業に与える影響にも留意している。また、食品インフレの鈍化、継続的な労働投資、広範なインフレコストの増加、COVID-19ワクチン接種と検査キットの収益の大幅な減少も予想しているが、生産性改善策などで対処していく」と述べている。

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