ロウズnews|第3Q売上高205億ドル12.8%減/DIY需要低下で不調

ホームセンター業界第2位のロウズ(ノースカロライナ州ムアーズビル、マーヴィン・R・エリソンCEO)が、2024年1月期の第3四半期決算を発表した。

第3四半期期間の売上高は204億7100万ドル(1ドル150円換算で3兆0707億円)で12.8%減、営業利益は26億9600万ドル(4044億円)で191.8%増、純利益は17億7300万ドル(2660億円)で1051.3%の大幅増となった。前年は、カナダの小売事業に関連した21億ドルの長期資産減損があったことから、今年はその反動が表れている。なお1株あたりの利益は3.06ドルだった。

既存店売上高はDIY支出の低下によって、7.4%減となった。

エリソンCEOは「ロウズのDIY比率が75%に上ることから、DIYの低迷が第3四半期に大きな影響を及ぼしました。一方で、プロ向けへの投資は奏功していて、プロ向けの既存店売上高はプラスとなりました」とコメントしている。

第3四半期中に通常店を1店、ロウズ・アウトレットを3店、オープンした。これにより、期末店舗数は1746店舗となった。

なお、第3四半期までの累計売上高は677億7500万ドル(10兆1663億円)で9.2%減、営業利益は98億6900万ドル(1兆4804億円)で16.7%増、純利益は67億0600万ドル(1兆0059億円)で22.4%増となっている。

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