ウォルマートnews|US部門に設備投資/今後5年で150店を新店・改装
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は1月31日、設備投資の一環として今後5年間で150店舗を新規開店または改装し、さらに社員を増員すると発表した。
まずはこの12カ月で、47州とプエルトリコにある650店を改装する。この改装プロジェクトにより、新しく数万人の雇用を創出する。また新店で雇用される社員に対しては、全額会社負担の大学奨学金や、柔軟な勤務体制、有給休暇などが提供される。
直近でオープンするのは、フロリダ州サンタ・ローザ・ビーチとジョージア州アトランタに開設される2カ所のネイバーフッド・マーケット。このほかにも12カ所の小型店をスーパーセンターに改装するプロジェクトを計画中だ。
これら新店・改装店は未来型店舗のコンセプトを反映させる。レイアウトの改善や品揃えの拡大、最新テクノロジーの導入などによって、従業員の働きやすさや、顧客に対して便利で楽しいショッピングを提供する。
サステイナビリティに貢献するため、新しい施設はエネルギー効率の高い機器や照明、環境負荷の少ない冷蔵庫などを含め、持続可能性を念頭に置いて設計される。また手頃な価格で使える電気自動車の急速充電ステーションを全米にネットワークする取り組みも進めていく。