ロウズnews|’23年売上高864億ドル11%減も従業員に1.4億ドルのボーナス
ホームセンター業界第2位のロウズ(ノースカロライナ州ムアーズビル、マーヴィン・R・エリソンCEO)が、2024年1月期の通期決算を発表した。
年間売上高は863億7700万ドル(1ドル150円換算で12兆9566億円)で11.0%減、営業利益は115億5700万ドル(1兆7336億円)で13.8%増、純利益は77億2600万ドル(1兆1589億円)で20.0%増の減収増益となった。前年は、カナダの小売事業に関連した21億ドルの長期資産減損があったことから、今年はその反動増となっている。
エリソンCEOのコメント。
「DIY支出の減少が続いているにもかかわらず、第4四半期は好調な営業利益を達成し、顧客満足度も向上しました。ロウズは住宅改修市場の長期的な強さに引き続き自信を持っており、シェアを獲得するための『トータルホーム戦略』に適切な投資を行っています。また2023年は最前線で働く従業員たちのすばらしい顧客サービスを評価して、1億4000万ドルに及ぶボーナスを支給することができました」
ロウズの期末店舗数は1746店舗となった。
2025年1月期の通期予測では、売上高が840億~850億ドル、既存店売上高がマイナス2~3%、営業利益率が12.6~12.7%、調整後1株あたりの利益が12.00~12.30ドルを見込んでいる。