メイシーズnews|’23年売上高231億ドル5.5%減・純利益91.1%減/CEO交代

米国百貨店トップのメイシーズ(ニューヨーク州ニューヨーク、トニー・スプリングCEO)が2024年1月期の本決算を発表した。

年間売上高は230億9200万ドル(1ドル150円換算で3兆4638億円)で前年同期比5.5%減、営業利益は3億8200万ドル(573億円)で77.9%減、純利益は1億0500万ドル(158億円億円)で91.1%減。減収・大減益で今年度を終了した。

リアル店舗での販売は前年比で5%、EC販売は7%下落している。既存店売上高は直営店で6.9%減、直営+ライセンス店で6.0%減。

フォーマット別で見ていくと、「メイシーズ」の既存店売上高が直営店で7.6%減、直営+ライセンス店が6.6%減少した。客数は4120 万人。「ブルーミングデール」では直営店が2.7%減、直営+ライセンス店が3.1%減。客数は400万人。

2017年に前任のテリー・ラングレン氏から引き継いで就任したジェフリー・ジェネットCEOは7年で退任した。

2月に就任した新CEOのトニー・スプリング氏は「第4四半期は効果的なマーチャンダイジングによって改善されたオムニチャネル・エクスペリエンスを提供しました。その価値を明確に示したことで好調な年度末を迎えることができました。世界的な認知度、健全なバランスシート、強化された運営のポートフォリオによって大胆な新章に突入します。この戦略は今後数年間にわたって株主にとって有意義な価値を生み出し、より現代的なメイシーズになることを目的としています」と語る。

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