ウォルマートnews|調剤の即日配達6州で開始/25年までに49州に拡大
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は10月22日(火)、2025年までに調剤の即日配達サービスを49州で提供する計画を発表した。アーカンソー州、ミズーリ州、ニューヨーク州、ネバダ州、サウス・カロライナ州、ウィスコンシン州の6州では、すでに即日配達はスタートしていて、残りの43州は、2025年の1月末までに開始する。
ウォルマートがニールセンと協力して2022年に実施した顧客調査では、55%の回答者が「調剤の配達を望む」と答えている。そこでウォルマートは約4600店の店舗を活用して、調剤配達を提供する。全米に広がるこの店舗配達網によって、米国内の86%の世帯への配達をカバーしている。
調剤配達は新規処方箋とリフィル・サービス、両方利用できる。リフィルとは、アメリカでは処方薬を飲み切った際、同じ薬を補充してくれるシステムだ。処方箋によって、補充できる回数や補充期限が定められている。
また、調剤と日用品や食料品をまとめて購入し、配送することができる。即日配達の時間設定や、30分以内のエクスプレス配達なども利用できる。
なお配送料は、ウォルマート+会員は無料だが、非会員は通常配送料9.95ドルがかかる。