全米小売業協会news|感謝祭週末ショッピング1.97億万人/平均利用額$235
全米小売業協会(National Retail Federation:NRF)は、11月28日(木)の感謝祭、11月29日(金)の「ブラックフライデー」、そして12月2日(月)の「サイバーマンデー」の期間を「Thanksgiving Holiday Weekend」と呼ぶ。その週末の買物状況を発表した。
NRFはこの5日間で、米国内では1億9700万人がホリデー・ショッピングをしたと推定する。昨年は2億0040万人と、2017年の調査開始以降最高となったが、今年はわずかに及ばなかった。それでも事前予測の1億8340万人よりは大きく上回った。
日別の客数は、「ブラックフライデー」が一番多く、実店舗で8170万人、オンラインで8730万人が買物をしている。そして「サイバーマンデー」はそのネーミング通り、オンライン上でセールが実施されることから、オンラインでは実店舗の約3倍となる6440万人がネットショッピングを楽しんだ。また土曜日以外はどの曜日もオンライン客数が上回っている。
購入先をみると、百貨店とオンラインがそれぞれ42%で拮抗、グロサリーストア・スーパーマーケットが40%、衣料・アクセサリー店が37%、ディスカウントストアが32%だった。
期間中、ホリデーギフト(つまりクリスマスプレゼント)に費やした平均価格は「235ドル」だった。インフレ下ではあるものの、2023年より8ドル上がっている。
また購入商品のカテゴリー別構成比は、衣料・アクセサリーがトップで49%、おもちゃが31%、ギフトカードが27%、食品・キャンディが23%、パーソナル・ビューティケア商品が23%だった。