ダラーゼネラルnews|’24年売上高406億ドル5%増の増収減益/2万店を突破

米国ダラーストア第1位のダラーゼネラル(テネシー州グッドレッツビル、トッド・ヴァソスCEO)が2025年1月期の通期決算を発表した。

売上高は406億1231万ドル(1ドル150円換算で6兆0918億円)で前年比は5.0%増、営業利益は17億1407万ドル(2571億円)で29.9%減、純利益は11億2525万ドル(1688億円)で32.3%減と、大幅な減益となった。既存店売上高は、客数増によって1.4%増加した。

商品カテゴリー別では、消耗品・雑貨が売上高333億7090万ドルで前年比6.5%増加した一方で、季節商品が40億7330万ドルの0.3%減、家庭用品が20億7440万ドルの4.1%減、アパレルが10億9370万ドルの0.7%減だった。それぞれの売上げ構成比は、消耗品が82.2%、季節商品が10.0%、家庭用品が5.1%、アパレルが2.7%。

ダラーゼネラルは米国内では「Dollar General」「DG Market」「DGX」「pOpshelf」などの複数フォーマットで、メキシコでは「Mi Súper Dollar General」を8店舗営業している。2024年2月には、テキサス州アリスに2万店目をオープンした。期中、新店725店をオープン、1621店舗を改装、85店舗を移設した。期末店舗数は、米国48州とメキシコに合計2万662店。

ただし、消費財以外にフォーカスした小型店の「pOpshelf」の見直しが行われ、231店舗のうち、45店舗は閉鎖、6店舗をダラーゼネラルに転換される予定。また「Dollar General」の不採算店96店舗の閉鎖も決定している。

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