ウォルマートがホリデーシーズン商戦を2週間早めて今日から始動

ウォルマートの「早仕掛け、早仕舞い、際の勝負」がスピードアップしてきた。

今年のホリデー商戦を昨年より2週間早めて8月28日の今日から開始する。
第一弾のイベントは「トイ・ウィーク」。

目玉は「スター・ウォーズ」最新映画「The Force Awakens」のイベントグッズ。

子供たちが喜ぶ玩具や食料品から衣料品、健康とウェルネスのスター・ウォーズ関連のアイテムを500以上取り扱う。販売開始は、9月4日（金曜日）午前12時1分からで、全国のウォルマート・スーパーセンターの2900店、ウォルマート・コムのサイトで販売する。
もちろん他の小売業でもこのイベントグッズは販売されるが、ウォルマートはどこよりも先んじての展開となる。映画の封切は12月だが、スター・ウォーズの人気は根強く、ファンは大いに盛り上がっている。

また8月28日の今日から、ホリデー・ギフトの商品取り置きサービス（holiday layaway program）の受付けを開始。

「layaway」プログラムは、買上総額の10％を頭金として支払い、商品の引き取り時に残額を支払うというもの。取り置き費用は無料だが、商品の最終引き取り日は12月14日まで。つまり8月28日から最終商品引き取りまでは3カ月半もあるということ。対象商品の最低売価を今年は10ドルまで下げ、最低買い上げ総額は50ドルとした。
しかも、現在はバック・トゥ・スクール商戦の際の勝負の真っ最中だから、ウォルマートの早仕掛けには驚かされる。

つまり、どこよりも早くプロモーションを仕掛け、お客の頭にイメージをすりこみ、ホリデー商戦を意識させる。しかも、第1弾が話題のスター・ウォーズプロモーション、さらに第2弾、第3弾と企画を打つのは目に見えている。だからホリデー需要期になればお客はまずウォルマートの店頭に押し寄せる。

「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」
日本の小売業もウォルマートに負けない早仕掛けなプロモーションを仕掛けてもらいたいものだ。

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