米国「2017最も働きたい職場」7位インアウト・バーガー 27位HEB 33位Tジョー

アメリカで「2017最も働きたい職場」(Best Places to Work 2017 Employees’ Choice)のランキングが発表された。調査したのは職場情報のソーシャル・ネットワーキング・サイト「グラスドア」(glassdoor)。その名の通り、実際に働いている社員の情報をもとに、大企業と中小企業それぞれ50社ずつ選ばれて、順位づけされている。

誰もが知っている大企業の部では、
1位 ベイン&カンパニーBain & Company
2位 フェースブックFacebook
3位 ボストン・コンサルティング・グループBoston Consulting Group
4位 グーグルGoogle
5位 ワールド・ワイド・テクノロジーWorld Wide Technology
6位 ファスト・エンタープライズ Fast Enterprises

そして7位に小売りサービス業から、
インアウト・バーガー In-N-Out Burger。
昨2016年は13位、2015年は8位。
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ファストフードチェーンにしては珍しく、直営のみの店舗展開。
店舗数は313店舗(2016年4月現在)。

そのほかの小売業・フードサービス業は、
今年27位にHEBで、昨年は17位、2015年はなんと7位。
うれしくなる。
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今年の33位にトレーダー・ジョーTrader Joe’s、
34位にコストコ・ホールセールCostco Wholesale。
38位にルルレモンlululemon(ヨガ用衣料&用品ショップ)、
43位にレイジング・ケーンズRaising Cane’s(チキンのファストフード)、
45位にイケアIKEA、
48位にクイックトリップQuikTrip(テキサスのコンビニ)。
そして50位にウェグマンズ・フードマーケットWegmans Food Markets。
ウェグマンズは昨年は29位、2015年は32位。

HEB、トレーダー・ジョー、ウェグマンズのスーパーマーケット。
インアウト・バーガー、コストコ、クイックトリップ。

アメリカで、いつも訪れる企業がずらりと並ぶ。

Fortune誌の「働きがいのある企業ランキング」100 Best Companies to Work For は、25万人の労働者からの情報が評価の3分の2を占め、会社の給与・福利厚生などが3分の1を構成する。glassdoorは労働者のネットからの情報だけで、ランキングされる。

前者が著名な出版社の正統的な統計、後者がネットによるリアルな統計。どちらも同じような企業が顔を連ねるが、もっともっと小売りサービス業がランクインしてもらいたいものだ。

検索ワード:Best Places to Work 2017 Employees’ Choice  100 Best Companies to Work For  Fortune  glassdoor

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