メトロニュース|ドイツ発キャッシュ&キャリーの都市型1100坪モデル「メトロ鎌田店」開業
メトロキャッシュアンドキャリージャパン(株)(代表取締役社長:石田隆嗣、本社:東京都品川区)は、初めての都市型店舗「メトロ蒲田店」を今日3月30日にオープンした。
メトログループは、卸売業のMETRO/MakroCash&Carry、ハイパーマーケットのreal(レアル)、欧州の家電製品販売店MediaMarkt(メディアマルクト)/Saturn(サターン)を展開する世界小売業11位の企業グループである。Fortune誌「GLOBAL500 2016」では、売上高は7兆1266億ドル。メトロキャッシュアンドキャリーはメトログループのメイン事業であり、世界25カ国で、750店以上のセルフサービス型のキャッシュ&キャリー店舗を展開する。キャッシュ&キャリーのビジネスは、日本でいえば会員制の現金問屋。日本では、フードサービス、ホテルなどを対象に会員登録制でビジネスを進めている。
メトロ蒲田店は、「今までのメトロの店舗とは違う、より感性に訴えかける全く新しいコンセプトの店舗で、今後メトロが店舗拡大を行ううえでの旗艦店」という位置づけ。少々長いうたい文句だが、要は市場としての需要は高いが、地価の高い都市部では、これまでのような3000㎡クラスの店舗はつくれない。したがって品揃えを絞ったコンパクトサイズの店舗モデルが必要になるというわけだ。
2階イメージ図
鎌田店はオートバックスの居ぬき物件で、売場面積は2層1100㎡(約330坪)とかなり狭い。プロ向けの生鮮食料品、グローバルネットワークを活かしたコストパフォーマンスの高い輸入商材、ワイン等を中心に、約6000アイテムを揃える。
1階はレジとお客様カウンターのみ。2階、3階が売場になる。2階には築地直送の魚介類をはじめとする肉や野菜などの生鮮食品を、3階にはメトログループが蔵元と共同開発した低価格ワインや直輸入商品をくくることで、効率の良い仕入れを促す。また、売場に接する形でカフェやワインカウンターを併設。
4階フロアにはキッチンスタジオを導入して、メニュー開発や店舗運営に関する情報を発信する。
オープン日から2週間、「ウルトラオープニングセール」を実施して、会員を募る。
メトロはすでに首都圏を中心に千葉店、川口安行店、多摩境店、宇都宮店、流山店、横浜いずみ店、高崎店、辰巳店、市川店を出店しており、蒲田店は10店目となる。
■メトロ鎌田店概要
住所/東京都大田区蒲田4-42-8
開店/2017年3月30日(木)6時
営業時間/6:00~19:00
売場面積/1100平方メートル
1階/レジ、お客様カウンター
2階/生鮮食品(野菜、魚、肉)
3階/加工食品、消耗品・備品
4階/メトロキッチンスタジオ
検索ワード:メトロ キャッシュ&キャリー 現金問屋 鎌田