USウォルマート上級副社長「ブラック・フライデー商戦」スタート勝利宣言?
USウォルマートの上級副社長ローラ·フィリップス氏が、「ブラック・フライデー」商戦についての声明を公式サイトにアップした。フィリップス氏はマーチャンダイジング担当。
「昨夜は最高でした!わずかの間に、ウォルマートは街で最大のグロサリーストアから、エリアで最高のギフトショップに変貌しました。 私たちは数百万人の顧客を持っていますが、しかし、彼らが感謝祭の夜に最初に訪れる店舗がウォルマートだとは確信していませんでした。でもテレビとタブレットの売場には1時間待ちの行列ができました。それでもお客は満足してくれました」
「2500万人以上の顧客が私たちのブラックフライデーの広告をダウンロードし、20万人の顧客がWalmart.comサイトのローカルストアマップを利用しました」
「まだターキーがオーブンで温まっている時刻に、オンラインショッピングを開始した昨日は、昨年のサイバーマンデーに次ぐ、2番目に高い売上げを記録しました」
「錠剤、テレビ、シート、子供服、及びビデオゲームは、昨夜のトップ5のカテゴリーでした」
「私たちの店に来た人は、1年間でディズニーランドを訪れる人の数よりも多いのです。私たちの店に22万人以上の顧客が訪問しました。私たちは誇りを持って対応しました」
「ブラックフライデーの週末から、最大のサイバーマンデーイベントに至るまで、テレビ、無線、宝石類、タイヤ、クリスマスの装飾を施して、店舗とオンラインで低価格の商品を提供していきます」
ウォルマートの早仕掛けが功を奏し、ブラックフライデー商戦前半は大成功。フィリップ氏の声明は、ホリデーシーズン突入時点の勝利宣言の様に聞こえる。
このままサイバーマンデー、サイバーウィーク、そしてクリスマスまで、ホリデー商戦が続くが、ウォルマートの「早仕掛け」は上々の出来。あとは「早仕舞い、際の勝負」が見どころとなった。
「早仕掛け・早仕舞い・際の勝負」――これは野球で言えば、「先制点・追加点・ダメ押し点」の完勝のパターン。このままウォルマートの完勝試合が展開されるのか。はたまた逆転劇が起こるのか。まだまだ予断を許さない。
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