クリエイトnews|第1四半期は売上高8.5%増・経常4%減で増収減益

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀨泰三社長)は2018年5月期第1四半期決算を発表した。

2017年6月1日から8月31日までの業績は、売上高664億6700万円(前年同期比8.5%増)、営業利益34億3000万円(4.1%減)、経常利益35億1100万円(3.8%減)、四半期純利益23億9700万円(3.3%減)の増収減益となった。

営業利益率は5.2%、経常利益率は5.3%。

グループでは、セルフメディケーションのサポート、総合的な地域医療に貢献することを目指し、ドラッグストア事業、有料老人ホーム事業、デイサービス事業を展開している。

[ドラッグストア事業]
品揃えの拡充やEDLP(エブリディ・ロープライス)施策により、小商圏での来店頻度を高めるための利便性向上に取り組んだ。それにより、既存店売上高が前期を上回り、増収となった。しかし、利益面では人員増強や時給単価の上昇などで人件費が増加し、経費率が上昇したため、前期を下回った。8店舗の新規出店を行ない、一方で契約満了により1店舗を閉鎖した。

調剤薬局は、地域医療に貢献するため「かかりつけ薬局」を目指し、薬剤師の育成や、既存薬局のボトムアップを図った。これにより処方箋応需枚数も増加し、増収となった。調剤薬局はドラッグストアへの併設調剤薬局を4店舗、調剤専門薬局3店舗を新規開局した。

[有料老人ホーム事業]
入居一時金なしの安価なホームやサービス付きの住居などを増やし多様化を進めた。またイベント開催やペットと一緒に暮らせる部屋などの特徴をアピールし、入居率の向上を図った。

[デイサービス事業]
要支援・要介護の顧客の歩行など生活機能の維持改善のトレーニングを行う機能訓練デイサービスを運営している。

第1四半期末のグループ店舗数は、ドラッグストア516店舗、調剤専門薬局35店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局129店舗、介護付き有料老人ホーム2施設、デイサービスセンター40施設となった。

通期の業績は、売上高2712億円(前期比9.65増)、営業利益154億円(6.65増)、経常利益157億円(6.3%増)、純利益104億円(2.8%増)を見込んでいる。

検索ワード:クリエイト・エスディー ドラッグストア 調剤薬局 第1四半期

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