西友news|新型コロナ対策に13億円投資/全従業員に3.5億円支給など

合同会社西友(東京都北区、リオネル・デスクリーCEO)は新型コロナウイルス感染が拡大するなか、5つの対応を行って総額13億円を投資する。

第1に、現場の全アソシエイト3万3500人(「共に働く仲間」という意味で、従業員をアソシエイトと呼ぶ)に対して、3億5000万円の「スーパーヒーロー・ボーナス」を支給する。アメリカでは感染リスクがあるなかで働く医療従事者やスーパーマーケットの人たちを、感謝の意を込めてヒーローと呼んで称えている。スーパーヒーロー・ボーナスは単純計算で一人1万円ほどの支給額になる。

第2は従業員の緊急採用だ。3月から勤務先が閉鎖になった、あるいは入社ができなくなった人など約3000人の採用を進めている。

第3は、感染防止策の徹底だ。レジに入るアソシエイトのマスクやゴーグル、手袋の着用、対面レジにおける透明シールドの設置、対面待ちをする必要のないセルフレジ「スグレジ」の使用推奨、間隔をあけたレジ待ちのための床マークや掲示、手指消毒用の消毒液の店頭設置など、安全対策のための費用だ。

第4は、サプライチェーンを強化として、物流センター人員の増強と外部倉庫の活用を進めるために投資する。

第5は、認定NPO法人セカンドハーベスト‣ジャパンとフローレンスを通じた生活困窮社への緊急支援物資の提供だ。新型コロナ感染のなかで支援要請が高まっていることからさらに支援を強化する。

関連カテゴリー

新型コロナ 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧