ユニクロnews|スポーツ感覚のごみ拾い活動「スポGOMI×UNIQLO」11/6始動

CSR

(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、地域住民とともに実行する社会貢献活動の新たな取り組みとして、ごみ拾いをスポーツ感覚で楽しむ「スポGOMI×UNIQLO」を11月6日から開始する。

ユニクロはこれまで「服のチカラを、社会のチカラに。」というコンセプトのもとで、服のビジネスを通じて社会の持続的な発展に寄与するため、難民への衣料支援や次世代育成活動といった社会貢献活動を推進してきた。

現在、大きな環境問題の一つとして海洋ごみ問題が挙げられているが、そのごみの多くは、市街地の生活ごみが河川から海に流れ込んだものと言われている。「スポGOMI×UNIQLO」は、子どもから大人まで多くの人が参加でき、楽しみながら環境問題を学ぶことができる活動だ。

「スポGOMI」は、2008年に一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが開始した活動で、「スポーツで街をキレイにする!」がテーマ。チーム制でごみ拾いを行い、制限時間内に拾ったごみの量と質でポイントを競い合う、新感覚のごみ拾いだ。ユニクロは、この「スポGOMI」を、全国のユニクロ店舗の周辺で開催し、近隣住民と一緒に取り組むことで、地域に根差したコミュニティづくりを目指す。

「スポGOMI×UNIQLO」に参加すると、オリジナルのユニフォームがもらえる。「スポGOMI×UNIQLO」は、京都・高松での開催を皮切りに全国各地での開催を計画している。2021年冬には、ユニクログローバルブランドアンバサダーの国枝慎吾選手をゲストに迎えたイベントも開催する予定だ。

「スポGOMI×UNIQLO」の第1回は、京都で開催される。ユニクロは地域密着型の店舗運営の一環として、京都河原町店を中心に、近隣の学生や伝統工芸の職人とともにフィールドワークを行ったり、商店街で清掃したり、地域と連携した活動を行っている。

第2回はユニクロが20年来、支援している「瀬戸内オリーブ基金」ゆかりの地、香川県で開催される。瀬戸内オリーブ基金は、瀬戸内海の美しい自然環境を守り、再生することを目的に2000年から活動してきた。高松での開催に際し、海洋ごみ問題が深刻な瀬戸内海の環境改善を目指すプロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」と連携し、地域の環境問題に取り組む。開催概要と応募方法は以下の通り。

•第1回
日時/11月6日(土)  8:30~9:45(集合 8:00)
会場/ユニクロ 京都河原町店 京都府京都市中京区河原町通三条下ル大黒町58番地ミーナ京都B1~3階

•第2回
日時/11月13日(土)  8:30~9:45(集合 8:00)
会場/ユニクロ ゆめタウン高松店 香川県高松市三条町608-1東館3階

•応募方法
「スポGOMI×UNIQLO」特設サイトから応募する。
公式サイト/https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/society/youth/school/spogomi/
応募期間/10月15日〜10月29日 (定員に達し次第締め切り)
募集対象/各回 30チーム(1チーム3名以下)

「瀬戸内オリーブ基金」は1990年代、日本最大規模と言われた有害産業廃棄物の不法投棄事件「豊島事件」をきっかけに、建築家の安藤忠雄氏と、豊島事件弁護団長の中坊公平氏が呼びかけ人となって設立されたNPO法人。2000年、公害調停成立を受けて設立され、瀬戸内海エリアの美しい自然環境を守り、再生することを目的に活動している。ユニクロとジーユーでは2001年から店頭で募金活動を行っている。

「瀬戸内オーシャンズX」は公益財団法人日本財団、岡山県、広島県、香川県、愛媛県が連携協定を締結して、海洋ごみ対策における広域でのモデル構築を目指し、2020年12月に開始したプロジェクト。外海からの海洋ごみ流入が少ない海域(閉鎖性海域)である瀬戸内海をフィールドに、市町村とも連携しながら、①調査研究②企業・地域連携③啓発・教育・行動④政策形成の4つの柱で事業を推進している。

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