平和堂news|全社を挙げて「認知症サポーター」を養成
(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)は、今後ますます進展していく高齢化社会を見据え、厚生労働省が推進する「認知症サポーターキャラバン」の主旨に賛同し、全社を挙げて「認知症サポーター」の養成に取り組む。
認知症サポーターとは、認知症に対する正しい知識と理解をもち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする人のこと。厚生労働省が全国キャラバン・メイト連絡協議会とともに全国で認知症サポーター養成講座の実施や取得を推進している。
平和堂では、2010年から認知症サポーターを養成している。「地域密着ライフスタイル総合(創造)企業」の実現を目指して、3つのキーワード「健康」「子育て」「高齢者」を基に地域の健康に取り組むなか、2024年2月期までに全従業員の約4割に当たる 1万人が取得している状態を目指す。講座の受講を通じて、従業員が認知症に関する正しい知識と認知症の人への適切な応対方法などを学び実践することで、すべてのステークホルダーにとって安全安心で快適な買物環境を提案していく。
「認知症サポーター養成講座」は、認知症に対する正しい知識と理解をもち、認知症の人やその家族を見守る応援者である「認知症サポーター」を養成するために、全国の地域や職域において「キャラバン・メイト」が講師となって行う講座。
「認知症サポーターキャラバン」は、全国キャラバン・メイト連絡協議会が、都道府県、市区町村など自治体と全国規模の企業・団体等と協催で認知症サポーター養成講座の講師役「キャラバン・メイト」を養成している。養成されたキャラバン・メイトは自治体事務局等と協働して「認知症サポーター養成講座」を開催する。