セブン‐イレブンnews|カゴメ「べジチェック®」の実証実験を店舗で実施
(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は、8月3日(木)、カゴメ(株)(愛知県名古屋市本社、山口聡社長)の特許技術である「ベジチェック®」を用いた実証実験を、東京都内、神奈川県内、兵庫県内の一部セブン‐イレブン14店舗で開始したと発表した。
「ベジチェック®」は、手のひらをセンサーに約30秒押し当てるだけで、簡単に野菜摂取量を推定できる機器。センサーのLEDから照射された光が皮膚に反射し、皮膚のカロテノイド量を測定する。カロテノイドは野菜に含まれる成分で、野菜を摂取すると体内に吸収されて皮膚に蓄積される。
左/測定前の画面、右/測定結果の画面
機器が、さまざまな深さや角度から得られる反射光を測定し、カゴメ独自のアルゴリズムでカロテノイド量を計算して、野菜摂取レベルや推定野菜摂取量を表示する。2~4週間前までの食生活状況を反映して、野菜摂取レベルは0~12.0の120段階で表示される。たとえば7~8のレベルは、おおよそ350gの野菜摂取量に相当する。
また、実証実験に合わせて8月3日(木)から、神奈川県内の設置店舗を除き、セブン‐イレブンアプリとの連携も開始する。「ベジチェック®」タブレットの横に設置したカメラ部分に、セブン‐イレブンアプリの会員バーコードをかざしてから測定すると、後日1日1ポイントを上限にnanacoポイントが付与される。