平和堂news|国立循環器病研究センターと6/19連携協定締結
(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長CEO)は、国立研究開発法人国立循環器病研究センター(大阪府吹田市、大津欣也理事⾧、略称「国循」)と「国民の生活習慣病予防と健康寿命延伸促進」を目的とした「連携協定」を6月19日(水)に締結した。
国循は大阪府吹田市と摂津市にまたがる北大阪健康医療都市(健都)で、循環器疾患の予防、診断、治療を始め、病態生理の解明に加え、産学官の連携によるオープンイノベーションを通じた最先端医療・医療技術の開発を推進している。
その取り組みの一つとして推奨しているのが「塩をかるく使っておいしさを引き出す」減塩の考え方である「かるしお®」だ。食塩の摂り過ぎは高血圧や脳卒中、心臓病といった循環器病発症のリスクを高める。循環器病が国民の医療費に占める割合は第1位、また、介護が必要となった原因に占める割合でも循環器病が第1位だ。これまでの研究の結果から、食塩摂取量を 1g 減らすと血圧が 0.5~1mmHg 下がることが明らかになっていて、循環器病を予防するためには、高血圧に起因する食塩の摂取量を減らすことが必要とされている。
一方、平和堂は中⾧期ビジョンとして「平和堂ならではの地域密着ライフスタイル総合(創造)企業を目指す」を掲げ、「地域共創」の考え方のもと、地域の持続的な発展や地域住民の健康促進に関するさまざまな取り組みを行っている。
平和堂と国循は、「かるしお®」の考え方に基づき、大阪府吹田市の「フレンドマート健都店」で、さまざまなイベントを共同運営してきたが、さらに国民の生活習慣病予防と健康寿命の延伸を促進することを目的とし、共同事業の枠組みを拡大させるため、連携協定を締結し、食と健康を中心とする活動を充実・発展させていく。