フレスタnews|「モーダルシフト優良事業者大賞表彰」の優良事業者賞を受賞
(株)フレスタ(広島県広島市、谷本満社長) は、(株)シジシージャパン、(株)ラルズ、原信ナルスオペレーションサービス(株)、全国通運(株)と5社共同で設立した「ラルズ・フレスタ・原信・CGC グループモーダルシフト推進協議会」での取り組みが、革新的、先駆的な取り組みとして、(一社)日本物流団体連合会が主催する「令和6年度 第1回モーダルシフト優良事業者大賞表彰」のモーダルシフト優良事業者賞「革新的取組み部門」を受賞した。
受賞件名は「共同輸入およびモーダルシフトによるサステナブルな農産品輸送の実現」。
「モーダルシフト」とは、トラックなどの自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換すること。
■事業の概要
1) トラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトにより、海上コンテナから12ft鉄道コンテナへの1回の積み替えで配送拠点までの直接輸送を可能とし、輸送の効率化を実現した。
2)輸送拠点を経由せずに加工施設から配送拠点まで輸送を行うことで、輸送日 数短縮などの物流効率化により、鮮度の高い商品の提供が可能になった。
3)着地の配送拠点に在庫ストック機能を設けることにより、農産物の不作時にも備える安定的な供給体体制を整えることが可能になった。
輸送品目は、みかん、ごぼう、野菜水煮、北海道野菜(夏場の冷蔵コンテナによる鮮度保持と二酸化炭素削減)、果実加工品(ミックスナッツなど)。
フレスタでは、2017年度から環境負荷を低減するためにモーダルシフト(輸送手段の転換)に取り組んでいる。
また、「ラルズ、フレスタ、原信、シジシージャパンモーダルシフト協議会」にも参加し、農産物などの輸送について、トラックから鉄道へ転換する輸送計画と実績について協議している。