ココカラファインnews|年商3909億円3.6%増・経常利益28%の大増益

(株)ココカラファイン(神奈川県横浜市、塚本厚志社長)が2018年3月期の決算を発表した。

ココカラファインは2013年4月に(株)セイジョー、セガミメディクス(株)、(株)ジップドラッグ、(株)ライフォート、(株)スズラン薬局、(有)メディカルインデックスの6社が合併して誕生し、2013年10月には、(株)コダマを合併している。ドラッグストア、調剤薬局、介護事業を展開する。

売上高は3909億6300万円(前年同期比3.6%増)、営業利益137億1200万円(35.0%増)、経常利益160億1900万円(28.1%増)、純利益90億6700万円(28.9%増)の増収・大幅増益だ。既存店売上高も1.7%増と堅調。

営業利益率3.5%、経常利益率4.1%。

主力のドラッグストア・調剤事業は、売上高は3884億8200万円(3.7%増)、セグメント利益は137億3600万円(34.2%増)。

一般医薬品の売上高は537億4800万円(1.3%減)。調剤はM&Aにより店舗数が増えたたことで売上高547億3800万円(11.7%増)の二桁の伸びだ。化粧品は1045億1000万円(4.1%増)で最も売上高が高い。健康食品105億1600万円(0.4%増)、衛生品409億6500万円(0.1%減)、日用雑貨477億8200万円(1.5%増)、そして食品は383億7000万円(4.3%増)。また卸売りは取引先が増加したことから378億4900万円、6.1%の伸びだ。

もう一つの介護事業は売上高24億8400万円(3.1%増)、セグメント損失は3600万円。在宅医療を支える訪問介護、訪問看護、機能訓練型リハビリデイを強化したことで増収は確保したが、利益は厳しい。2017年9月に(株)愛安住がココカラファイングループに加わっている。

58店を新規出店、40店を退店、53店の改装を実施し、グループの店舗数は1322店。

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