ヤマザワnews|第1Q スーパーマーケット事業5%減で減収減益
(株)ヤマザワ(山形市あこや町、古山利昭社長)が2019年2月期の第1四半期決算は減収減益だ。
売上高が271億9800万円(前年同期比4.7%減)、営業利益1億4100万円(54.6%減)、経常利益1億5500万円(52.0%減)、四半期純利益8500万円(55.1%減)と、とくに利益面が厳しい。
営業利益率0.5%、経常利益率0.6%と1%を切っている。
スーパーマーケット事業の売上高は238億5500万円と前年同期を5ポイント下回った。商品政策では、生鮮部門の強化を主軸とした。鮮魚部門では、地元で水揚げされた海産物を販売する「鮮魚まつり」や、惣菜部門では、4月から新企画として「フライデーバイキング」を実施している。電子マネー機能付きポイントカード「にこかカード」の利用拡大のための販促も継続している。
3月に「ヤマザワ宮内店」(山形県南陽市)を近隣地へ新設移転した。ヤマザワは山形県43店、宮城県24店を、子会社のよねや商事(株)が秋田県に9店を展開する。
ドラッグストア事業の売上高は33億3900万円(2.1%減)。医薬品と化粧品のカウンセリング推進と経費削減に取り組んでいるが、ドラッグストアが好調のなかで、こちらも厳しい数値だ。