東武ストアnews|第1Q売上高204億円1.8%減・経常利益14%の大幅減益

(株)東武ストア(東京都板橋区、玉置富貴雄社長)が2019年2月第1四半期の連結業績を発表した。売上高は204億0200万円の前年同期比1.8%減、売上総利益は58億6700万円で同じく1.8%減となった。人件費および広告宣伝費等の経費削減を行ったが、売上総利益の減少を補うことができず、営業利益は2億4600万円(前年同期比11.7%減)、経常利益は2億5900万円(14.9%減)、そして四半期純利益は1億3300万円(36.4%減)の大幅な減益だ。

営業利益率1.2%、経常利益率1.3。

小売事業の(株)東武ストアの売上高は192億6200万円(2.1%減)、売上総利益は53億3800万円(20.2%減)、営業利益は2億3600万円(16.0%減)、経常利益も2億4900万円(17.0%減)、そして四半期純利益は38.4%減の1億2600万円で終わった。

売上高に見合った適正な仕入れと在庫管理の徹底によるチャンスロス、商品ロスの低減などにより粗利益率の改善を図る施策を継続したが、利益は上がらなかった。

2017年6月から店舗建替え工事をしていた「下赤塚店」(東京都板橋区)を5月に開店した。既存店改装は、3月に「大宮堀の内店」(埼玉県さいたま市)、4月に「草加中根店」(埼玉県草加市)と「蕨店」(埼玉県蕨市)で実施した。改装店舗を中心に「100円ベーカリ一」を導入している。5月末段階で59店舗を展開している。

スーパーマーケットの第1四半期は、4月、5月の営業不振から減収減益トレンドにある。

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