サンドラッグnews|第1Q 1455億円5.4%増収も改装コスト負担から減収
(株)サンドラッグ(東京都府中市、才津達郎社長)の2019年3月期の第1四半期決算は、増収増益だ。サンドラッグは、赤尾主哉社長が8月5日に52歳で死去し、会長だった才津氏が社長に復帰したばかりだ。
第1四半期は、売上高が1455億2100万円(前年同期比5.4%増)、営業利益88億7500万円(0.3%増)、経常利益90億6100万円(0.7%増)、四半期純利益61億3400万円(2.0%増)と、好調のスタートを切っている。
営業利益率6.1%、経常利益率6.2%。
ドラッグストア事業の売上高は1030億4800万円(4.2%増)、営業利益は67億1400万円(1.0%減)で増収減益だ。天候等の影響で夏物商材が低調に推移した。経費の削減に努めたが、インバウンド需要向けに店舗改装を進めたことで、経費が膨らんで減益になった。
ディスカウントストア事業の売上高は515億9400万円(8.3%増)、営業利益は21億5900万円(4.3%増)と、こちらは好調だった。
サンドラッググループ全体では、11店舗の新規出店、1店舗のスクラップ&ビルド、29店舗の改装、5店舗の閉店を行って、総店舗数は1125店舗となった。その内訳は、ドラッグストア事業が865店舗、ダイレックス(株)のディスカウントストア事業260店である。ドラッグストアは、直営店661店舗、(株)星光堂薬局65店舗、(株)サンドラッグプラス56店舗、(株)サンドラッグファーマシーズ23店舗、フランチャイズ店60店舗の陣容だ。