はるやまnews|第1Qは子会社費用増加で売上高2.4%減・経常損失6千万円
(株)はるやまホールディングス(岡山県岡山市、治山正史社長)は、2019年3月期の第1四半期業績を発表した。
売上高は、125億5200万円で前年同四半期比2.4%減だった。主力事業では利益を確保できたが、子会社での費用増加を賄うことができず、営業損失1億3300万円(前年同四半期比営業利益1億2600万円)、経常損失6000万円(同経常利益1億9600万円)、純損失3億2200万円(同純利益1800万円)となった。
同社グループは、「健康」をキーワードに事業を展開するなどの差別化戦略で、客数はほぼ前年並みで推移した。しかし、夏物商戦立ち上がりの5月に苦戦した。
商品面では、前期に続いて「ストレス対策スーツ」やファイテン(株)と共同開発した「ファイテンシリーズ商品」などが売上げを伸ばした。さらに、ワイシャツ部門最大のヒット商品、完全ノーアイロンの「アイシャツ」の累計販売着数が300万枚を突破するなど、クールビズ関連商品の販売を底支えした。
また、前期には「ノー残業手当制度」を採用し、今期はまた60歳以上の従業員を対象とした新たなシニア就業支援制度「グランドキャリア制度」を導入するなど、社員の働き方改革を目指した取り組みも実施した。
店舗は、グループ全体で13店舗を新規出店した。一方で6店舗を閉店した。それにより期末総店舗数は537店舗となった。