髙島屋news|8月は0.9%増/高額品牽引し店頭売上高2カ月ぶりに回復

(株)髙島屋(大阪府大阪市、大本茂社長)が2018年8月の売上速報を発表した。

髙島屋単体13店舗では1.5%の増収となり、百貨店子会社を含めた17店舗でも0.9%前年を上回った。

店頭売上高は、2カ月ぶりに前年実績を上回った。高額品や免税売上げが引き続き好調だったことで、関西地区を中心とした台風などの天候によるマイナス要因をカバーした。免税売上高は前年比24.2%増と大きく伸長した。

店舗別では、柏店8.1%、大阪店4.9%、横浜店4.0%、泉北店3.5%、京都店2.9%、新宿店2.5%、玉川店2.4%が前年を上回った。子会社では米子髙島屋だけが4.3%前年を上回った。

一方で、立川店▲24.8%をはじめ、日本橋店▲8.5%、堺店▲3.5%、大宮店▲3.3%、港南台店▲2.8%が前年を割った。子会社では高崎髙島屋▲9.4%、岐阜髙島屋▲8.2%、岡山髙島屋▲3.5%が苦戦している。

立川店と米子店は、前年よりも売場面積が縮小しているが、立川店が大幅に売上げダウンしたのに対して、米子店は4.3%増と健闘した。

商品別に見ると、婦人雑貨、特選衣料雑貨、宝飾品が好調だ。一方で、婦人服、紳士服、リビング用品は苦戦した。

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