平和堂news|第2Q営業収益2146億円で2期ぶり増収/営業利益16%増
(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)が2019年2月期の第2四半期の決算を発表した。
営業収益は前期比0.4%増の2146億4300万円で2期ぶりに増収だ。
営業利益は65億3300万円(16.0%増)、経常利益も69億8600万円(14.6%増)で、これらは3期ぶりの増益だ。また四半期純利益は44億8200万円(15.6%増)と2期連続の増益。
営業利益率3.0%、経常利益率3.3%。
平和堂単体では、営業収益が0.0%減(1500万円減)で2期連続の減収となったが、営業利益は15.4%増、経常利益が13.0%増、純利益も14.5%増と増益に転じている。
単体の全売上高は、前期比99.9%。ただし直営店の売上高(商品供給等除く)では前期比100.0%を確保し、また既存店は100.0%と2期ぶり増収に転じている。なかでも食料品が前期比101.4%、既存比101.3%と6年連続で増収と全体をけん引している。
利益面では単体・連結ともに2桁増だが、その大きな理由は、単体の粗利益高の改善と一般管理費の減少だ。とくに粗利益率の改善、在庫評価方法変更、生鮮ロス・棚卸ロスの改善などが寄与した。
さらに既存店の活性化として積極的に改装投資を進め、上期は10店舗で改装を実施した。また4月には商業施設「Oh!Me大津テラス」内にフレンドマート大津テラス店(滋賀県大津市、1550㎡〈約470坪〉)を開設している。
一方、中国湖南省で小売事業を展開する「平和堂(中国)有限公司」は、主力店舗の改装効果などで増収・経常増益と好調だ。