イズミnews|第2Q 豪雨・台風被害で営業収益3586億円0.3%の減収
(株)イズミ(広島県広島市、山西泰明社長)が2019年2月期の第2四半期連結業績を報告した。
3月から8月までの営業収益は3586億2600万円(前年同期比0.3%減)、営業利益167億8800万円(1.8%減)、経常利益168億3300万円(0.9%減)、純利益107億8600万円(5.1%減)の減収減益だ。
営業収益対比営業利益率、同経常利益率ともに4.7%。
小売事業の営業収益は3487億7800万円(0.4%減)、営業利益は142億2100万円(1.7%減)。
平成30年7月豪雨で広島県内2店舗、岡山県内1店舗の3店舗が浸水したが、そのうちの2店舗は営業を再開している。
春先は、衣料品と食料品が低調、新生活関連の販売も伸び悩み、厳しい状況が続いた。5月にはテコ入れ策として「毎日のくらし応援!ザ・値下げ最大340品目」を実施したことで、夏以降は食料品を中心に販売が復調して、中元ギフト需要も堅調に推移した。しかし、西日本豪雨災害や度重なる台風襲来で、不要不急の消費を控える動きが強まり、消費が低迷した。それが既存店を0.6ポイント押し下げた。
店舗投資では、4月に徳島県板野郡藍住町の「ゆめタウン徳島」、福岡県行橋市「ゆめタウン行橋」をリニューアルしている。「ゆめタウン徳島」は、四国・徳島初出店のショップを軸に、全体の6割超の区画を改装した。
4月5日付けで(株)セブン&アイ・ホールディングスとの間で、業務提携に関する合意書を締結している。また8月には、合同会社西友から2店舗を譲り受けている。