リテールパートナーズnews|上期1163億円0.3%増・経常利益0.1%増と好調
(株)リテールパートナーズ(山口県防府市、田中康男社長)は、2019年2月期第2四半期の業績を発表した。スーパーマーケットの(株)丸久、(株)マルミヤストア、(株)マルキョウの共同持株会社だ。スーパーマーケット事業とディスカウントストア事業を展開している。
営業収益は、1162億7000万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は25億5600万円(4.3%減)、経常利益は29億5800万円(0.1%増)。
また、固定資産除却損や「平成30年7月豪雨」に関わる災害による損失などを特別損失に計上したことで、純利益は19億4300万円(90.0%減)となった。前年同期はマルキョウとの株式交換による、負ののれん発生益173億5400万円を特別利益に計上している。
営業利益率は2.2%、経常利益率2.5%。
同社グループのキーワードは「結(ゆい)」。「3社で力を結集し、営業収益2500億円企業としての体質強化を推進する」をスローガンに掲げて、3カ年の中期経営計画の初年度をスタートさせた。
スーパーマーケット事業は、営業収益1079億3200万円(0.0%増)、営業利益24億7800万円(1.8%減)。
丸久が7月に「アルク厚南店」を新設して、3月には「サンマート須々万店」を改装した。一方で、3月に「ピクロス須々万店」、6月に「マルキュウ藤山店」を閉鎖した。これにより、営業店舗数は81店舗となった。中央フードの営業店舗数は8店。
マルキョウは、3月に「今宿店」、4月に「福重店」、5月に「大宮店」、6月に「皆春店」、7月に「ニュー前原店」、8月に「駛馬店」と毎月1店舗を改装した。営業店舗数は87店。
マルミヤストアは41店舗。新鮮マーケットは、6月に「新鮮市場三重店」、7月に「新鮮市場新川店」を改装。営業店舗数は14店となった。
これにより、スーパーマーケット事業の期末の営業店舗数は231店となった。
ディスカウントストア事業の営業収益は、82億7400万円(3.8%増)、営業利益1億2400万円(28.1%減)。マルミヤストアの「アタックマート」がそれに当たる。4月に「柳丸店」を新規開設して、5月には主力店舗の「小松店」を、生鮮食品を新たに品揃えして改装した。期末の営業店舗数は26店。