髙島屋news|10月は国内消費・免税売上げともに好調/全17店で3.5%増収

(株)髙島屋(大阪府大阪市、大本茂社長)が2018年10月の売上速報を発表した。

髙島屋単体13店舗では3.9%の増収となり、百貨店子会社を含めた17店舗でも前年を3.5%上回った。

10月は、前年と比較して日曜日が1日少なかったものの、国内消費が好調に推移したことに加えて、免税売上げが3.0%増収と回復した。それによって、全体でも前年同月を上回った。

店舗別では高島屋単体13店舗中、9店舗が増収だった。大宮店8.5%、柏店7.3%、大阪店7.2%、泉北店5.4%、京都店5.0%、横浜店3.6%、新宿店3.1%、港南台店1.6%、日本橋店1.5%。日本橋店は、9月からレストラン街の運営を東神開発に移管したため、百貨店としての売場面積は縮小したが、日本橋髙島屋S.C.の開業効果で売上げは伸長した。ちなみに移管による面積縮小を調整した実質では3.9%プラスとなる。

一方で、立川店▲5.4%、堺店▲3.4%、玉川店▲2.4%の3店舗は前年に届かなかった。

また、国内百貨店子会社4店舗は全店が前年割れ。高崎髙島屋▲3.5%、岐阜高島屋▲1.5%、米子髙島屋▲1.2%、岡山髙島屋▲1.0%と苦戦した。

なお、立川店・堺店・米子店は前年同月比で売場面積が縮小している。

商品別の17店舗ベースでは、特選衣料雑貨、宝飾品、食料品が大きく伸長したほか、婦人雑貨・スポーツ・リビングが前年比プラスとなった。一方で、紳士服・紳士雑貨・婦人服・子供服ホビーなどは前年に届かず、衣料品は低迷している。

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