三越伊勢丹news|10月既存店1.1%増/日本橋本店は再開発効果で10.6%増
(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が10月の売上速報を発表した。
三越伊勢丹既存店は前年比102.5%、全店では99.6%だった。また国内グループの10百貨店は99.1%。これにより国内百貨店は99.4%。既存店計は101.1%となった。
基幹店は、三越日本橋本店が110.6%と大幅に伸長。好調要因は10月24日(水)の再開発第一期グランドオープンにある。三越銀座店も102.2%と前年をクリアしたが、伊勢丹新宿本店は99.4%で減収となった。
商品では、国内消費、インバウンドともに堅調なラグジュアリーブランドの雑貨や衣料品、化粧品が売上げを牽引した。また、平均気温が高かったことで、基幹店ではジャケットやワンピース、スカートなどの秋物衣料品に動きが見られた。
一部店舗では鈍化がみえるものの、全体の免税売上げは、引き続き堅調に推移。日本人顧客同様にラグジュアリーブランド、化粧品への関心は高い。