J.フロントnews|10月百貨店事業4.1%増/化粧品好調・秋物衣料に動き

J.フロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)が2018年10月の売上速報を発表した。

10月は、前年に比べて日曜日が1日少なかったものの、化粧品、ラグジュアリーブランドが好調に推移した。また秋物衣料にも動きが見られ、さらに菓子や惣菜も伸長した。それにより、大丸松坂屋百貨店合計は4.5%増収。関係百貨店3店を含めた百貨店事業合計でも4.1%前年を上回った。

店舗別では、東京店が26カ月連続で対前年プラスを維持したほか、直営14店舗中10店舗が前年実績を上回った。松坂屋上野店の13.7%をはじめとして、大丸神戸店9.0%、大丸心斎橋店6.1%、大丸梅田店は6.1%増収した。

一方で4店舗は減収。大丸芦屋店▲2.0%、大丸山科店▲0.8%、大丸京都店▲0.3%、大丸須磨店▲0.1%という結果。

免税売上高速報値は、大丸松坂屋百貨店には中旬以降回復が見られ、全店売上高対前年16%増。客数は大幅に増加して31%。しかし客単価は▲12%減少した。関西4店舗の免税売上高は19%増で、札幌店は5%増となった。

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